プラスチックカードをもっと安く作る発注テクニック
- 2022.01.26
このコラムでは、プラスチックカードの作成・印刷をもっと安く、賢く発注するためのテクニックを解説します。
発注方法を見直す
プラスチックカードの製造コストを抑える方法にはいくつかあります。例えば、
・印刷方法を変える
スクリーン印刷からオフセット印刷、小ロットならオンデマンド印刷など
・材質や厚みを変える
PVCカードのラミネート有から安価で質感の高いPETカードなどのラミネート無しのタイプ、金銀メタル調の演出にスクリーン印刷ではなくを安価なヘアラインカードなど
・用途を満たすより安価な選択
名前記入欄が必要な場合など、サインパネル加工ではなく筆記特性のあるPET系素材を選択
・適切な発注量
スクリーン印刷やオフセット印刷の場合、印刷部数を増やすことでカード1枚あたりの単価を下げる。内容の変更がほぼない、カードの回転が早いなど、比較的保管できるものはいっぺんに作成する部数を増やす。
・色数を減らす
プラスチックカードの作成には、素材と印刷方法、追加加工を組み合わせることで多くの選択肢がある。コストを掛ければ良いものが作れるのではなく、用途に応じた最適な「作り方」を選択することで、コストパフォーマンスに優れた仕上がりの満足度が高いカードを作成することができる。
インターネットで安く作れる業者を探す
プラスチックカードの関連ワードをインターネットで検索をすると、たくさんの「カード作成・印刷専門店」がヒットすると思います。
ネット上にあって「カード作成・印刷」をおこなっているショップには、プラスチックカード専門の製造メーカーから、印刷会社、販売代理店など、様々なケースがあり、値段やスタイルもまちまちです。中には相場よりもだいぶ安い費用を掲げるショップもありますので、今はお金を掛けられない、仕上がりはあまり気にしない、できることは自分でする、という場合には、充分選択肢に入ってきます。
専門の会社に相談する
中間マージンを省くためにも、プラスチックカード専門の製造メーカーもしくはカード製造メーカーの代理店など、出来る限り製造現場と距離が近い会社を選ぶこともひとつです。要望を直接伝えることで、価格を抑えて高品質に作る方法の提案が得られるなど、現場に近いからこそのメリットもあります。またメーカーの場合、納品後に発生したトラブルにも丁寧にサポートしてくれるケースが多いため安心感があります。
よりイメージに近いカードを作りたい、特殊なオーダーがしたい、あるいは予算内でベストなものを作りたい、などの希望がある場合には、専門の会社やスタッフに相談をすることをおすすめします。