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データはないけどそのまま同じプラスチックカードが作りたい。

データはないけどそのまま同じプラスチックカードが作りたい。

プラスチックカードを増刷したいけど版下データ(デザインデータ)がない。今回のコラムでは事情があって版下データがない。でも、そのまま同じカードが作りたい、という場合の解決方法についてお知らせします。

版下データがないことはよくあるトラブル!?

プラスチックカードを始め、いわゆる印刷物を作成する場合、版下データと呼ばれるイラストレータで作成したデザインデータが必ず必要になります。プラスチックカードに限らず、全ての印刷物は版下データが無いと作成することが出来ません。しかしながら、版下データが手元にない・・・というトラブルは、決して珍しいものではありません。

●発注先の業者が廃業してしまった

例えばプラスチックカードを発注していた会社が廃業してしまったが、データの管理含め全てをお願いしていたので自分の手元には実際のカードしか無いといったケース。近年の印刷不況もあって、このようなケースも増えてきました。

●発注先の変更で版下データ(デザインデータ)を渡してもらえない

現在の発注先にデザインから印刷まですべてをお願いしている。事情があり業者を変更したいが、デザインデータ(版下データ)を渡してもらえない。当然ながら現在の発注先は業者変更を嫌がりますので、プラスチックカードだけに限らず印刷業界ではよく聞く話です。

●数年ぶりの発注で版下データが残っていない

版下データの保管期間は会社にもよりますが、おおよそ2年~5年程度で整理をしてしまうことが多いようです。版下データはなくても、プラスチックカードの現物は保管してある、というケースもありますので、状態を事前に確認したほうが良いでしょう。

これらの事情でいざ他の会社に切り替えたくても切り替えられないとお困りになる方はいらっしゃいます。

 

データなしでそのまま同じプラスチックカードを作る

版下データ(デザインデータ)が無い場合でも、現物のプラスチックカードが手元に1枚あれば同じデザインのカードを作ることが可能です。現物から目視やスキャナーで読み取るなどして、1からデータを作成します。

元データと比較して質は落ちる?再現度は?

プラスチックカードのデザインや使用材料、印刷機、オペレーターの技術力などによっても異なりますが、近いところまで再現することが可能です。ただし網点の再現などは目視やスキャナーでも限界があり、色味については若干の差異が生じる場合があります。また、デザインで使われている文字のフォント(書体)を持っていないとなった場合は似た(近い)フォントに置き換えることになります。

コスト感や納期は通常のカード印刷と比較してどの程度変わるか。

版下データを作製するための製版費用が発生しますので、コストや納期については、通常よりは高く長くなってしまうことが多いようです。デザインや材質、加工によって変化しますので、現物をもとにしっかりと確認しておくことをお薦めします。

「データ無し」で「同じカードを作る」際に注意すべき点は?

極端に変わることはほとんどありませんが、印刷の性質上、今までのカードと若干の色の差異が生じる可能性が大きいことはあらかじめ理解しておきましょう。デザインによって再現度も異なります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。デザインデータが無くても同じカードを作る方法はありますが、データが手元にあれば、数年後に増刷をしよう、業者を切り替えよう、となった場合でも、かなりの手間が省けます。良好な関係性であっても、デザインを依頼された場合は基本的にデータ(版下データ)も必ず受け取り、手元で保管しておくことをお薦めします。

カーディナルとは? 選ばれる3つの理由

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