必見!会員カード・メンバーズカードを作成する前に考える3つのポイント
- 2022.05.09
会員カード・メンバーズカードはお店の宣伝や顧客の定着を促すツールとして欠かせません。しかし、いざ会員カード・メンバーズカードを作りたいと思っても、どんな情報が必要なのか、デザインはどうすればいいのかなど、作成方法でお悩みの方は多いのではないでしょうか。 会員カード・メンバーズカード作りは、3つの大事なポイントを抑えていれば難しいことはありません。さらに、お店のブランド・顧客・雰囲気に適したデザインのカードを作ることで、より効果的に、宣伝、集客、リピート促進へとつなげていくことができます。
今回は、会員カード・メンバーズカードを作成する前に考える3つのポイントと、デザインを作成する際の注意点についてご紹介します。会員カード・メンバーズカードを作成したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
会員カード・メンバーズカードを作成する前に考える3つのポイント
ポイント1.【目的】どのように活用したいのか
まず初めに、会員カードやメンバーズカードをどのように使うのか「目的」を考えてみましょう。ざっくりとでいいので方向性を考えておくと、カードの種類や加工内容が必然的に絞られていきます。目的や考え方について以下を参考にしてみてください。
顧客管理がしたい(スマホと連動させたい) ⇒顧客番号やバーコード、QRコードなどを印刷し、必要であれば磁気カードにする。
顧客管理がしたい(リライトプリンタを使用) ⇒ロイコ式リライトカードや白濁式リライトカードにする。
高級感のあるカードを作りたい(少数の会員カードで名前、ナンバーを印字など) ⇒エンボスやUG印字、箔押しで高級感を出す。
販促用に台紙とカードをセットで配布したい ⇒プラスチックカードと台紙それぞれに、同じナンバリングやバーコードを印字する。
オプション加工についてはカードの種類を参考にしてください。 参考:https://cardmarket.jp/article/variations/
ポイント2.【枚数】どれくらいの規模で作成したいか
次は必要なカードの「発行枚数」を考えてみましょう。作る枚数によって適した印刷方法とカードの種類が異なり、それによって価格や納期が大きく影響されるためです。お客様は何人くらいで、そのうち一ヶ月に何枚配布するのか、大よそで構いませんので「数量」のイメージを固めます。
例えば
【大量印刷】発行枚数が1万枚、5万枚、10万枚以上など不特定多数の方に配布するスーパーや大型ショッピングモールなど ⇒PVCプラスチックカードがおすすめです。丈夫かつ、大量印刷する場合に1枚あたりの費用が割安になります。そして、様々なオプション加工ができることが一番のメリットです。もっと価格を抑えたい方、早く作りたい方はラミなしカードや薄いPETカードでの作成をおすすめします。
【少量印刷】限られた会員に配布する少量(100枚~)のカード製作 ⇒会員制のお店や会員条件があるカードを少量作る場合など、ヘアラインカードやマットブラックカードに箔押しで作成するケースが多くあります。いわゆるVIPカードで、高級感のあるカードに仕上がります。
【多品種少量印刷】アイドルユニットのメンバーカードなど ⇒50種類各200枚といった多品種で少量かつ、短納期で印刷したい場合、オンデマンド印刷がおすすめです。しかし、オフセット印刷に比べてコストを抑えることが出来ますが、色の出方は劣ってしまいます。
印刷?加工?プラスチックカードで高級感を演出する3つの方法
参考:https://cardmarket.jp/article/trouble/luxury_card/
ポイント3. 【納期】いつまでに必要か
いつまでに必要か「納期」を確認しておきましょう。プラスチックカードの納期は、カードの種類、印刷方法、枚数によって異なりますが、概ね2週間~が目安になります。 色の違いが心配な方は、校正(サンプルカードの作成をすること)をおすすめしております。しかし、カードの校正は本番と同じ工程で行うため、費用がかかる上にプラスで1週間程度必要になります。 納期が少ない状態での相談も受け付けておりますが、作成方法が限られてきますので、より良い製品を作るためにも余裕を持った納期での検討をおすすめいたします。
短納期での製作がご希望の方は、納期が短いプラスチックカードをランキング形式でご紹介していますので参考にご覧ください。 参考:https://cardmarket.jp/article/short_term_plasticcard/
デザイン作成、依頼する際の注意点
カードの種類、枚数、価格、納期の確認を終えれば、いよいよカードデザインの作成です。大事なことなので繰り返しますが、会員カード作成の目的は、宣伝や購買意欲の促進により、顧客の定着や集客を狙うことです。店舗デザインやブランドがカジュアルなのに、会員カードはゴールドでスタイリッシュなカードだと違和感がありますよね。正しくアピールするためにはデザインがとても重要になります。
[例]
PVCの0.76mmで作成しオフセット印刷します。裏面には、会員カード利用規約や注意事項、有効期限、お問合せ先、氏名、バーコードが印刷されています。
会員カードには、必ず入れなければいけない情報があるので注意しましょう。会員カードに記載する情報を考えずにデザインから作成してしまうと、後から追記したい情報があった場合、デザインのやり直しになってしまいます。カードに「メンバーズカード」「会員カード」と記載しなければいけないルールなどはありませんが、財布から取り出したとき、ひと目でわかるカードのデザインが良いでしょう。
会員カード作成で失敗しないために
いかがでしたでしょうか。
ポイント1.【目的】どのように活用するのか
ポイント2.【枚数】どれくらいの規模で作成したいか
ポイント3.【納期】いつまでに必要か
この3つのポイントを抑えておくだけで、会員カードやメンバーズカードはスムーズに作ることができます。自作でも可能ですが、1から始めるととても手間と時間がかかってしまいます。 カーディナルではプラスチックカード製造に携わってきた豊富な経験と知識を持ったスタッフが揃っております。デザインのご相談や細かい加工など、最適なご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。