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【低価格・短納期】PETカードの特徴や費用感を解説!

【低価格・短納期】PETカードの特徴や費用感を解説!

プラスチックカードの素材はいくつか種類がありますが、その中でもPVCと人気を二分する素材がPET(ペット)です。皆さんの身近なところでは、ペットボトルでお馴染みの素材です。

PETカードは会員証やメンバーズカード、診察券に人気の素材で、セールスポイントは「薄い・早い・安い」です。

さて、PETカードといっても実はいくつか種類があることはご存じでしょうか。この記事では、様々な種類のPETカードの紹介を始め、その特徴や納期、気になる費用感までを解説します。

PETカードの“PET”とは?

PETカードの“PET”とは、何なのでしょうか。

答えは、プラスチック素材の一種、「PET」のことで、正式名称は「ポリエチレンテレフタレート」です。英語では「POLY ETHYLENE TEREPHTHALATE」と表記され、頭文字をとってPET(ペット)と呼ばれています。

PETカードは、PET素材を用いて作られたカードのことを指します。

ポリエチレンテレフタレートは石油から生成されるテレフタル酸とエチレングリコールを原料とし、一定の条件下で化学反応させて作られます。

先に触れたペットボトルを始め、外装フィルムや卵などの包装容器、カセットテープ、フリースといった繊維製品など、PETで作られた製品は身近に多く、多岐にわたります。

PETカードの種類

PETカードは見た目や質感、あるいは利用シーンに応じて様々な種類があります。ここでは、カーディナルでラインナップしているPETカードをご紹介します。

PET(ペット)カード

 

最もスタンダードなタイプのPETカードです。両面ともツヤがあり、様々なオプション加工に対応しています。ボールペンでの筆記には不向きなため、筆記が必要な場合はシルクパネル加工が必要になります。

素材の色
厚み0.25mm または 0.188mm
利用シーン小売店・量販店の会員証やメンバーズカード、クリニックの診察券で人気があります。

再生PET(ペット)カード・マットPET(ペット)カード

再生ペットボトルを25%以上含んだペット素材で作られたカードです。両面ともマットな質感なため、スタンダードなPETカードと比べると少し光沢感が劣るのが特徴です。一方、素材自体に筆記特性があるため、シルクパネル加工の必要がなく、ボールペンでの直接筆記が可能です。

素材自体の価格がPETカードに比べて安価なため、大ロットで少しでもコストを抑えたい時におすすめです!

素材の色
厚み0.25mm または 0.188mm
利用シーン小売店・量販店の会員証やメンバーズカード、クリニック診察券で人気があります。

透明PET(ペット)カード

PETカードや再生PETカードとは異なり、素材の色がクリア(透明)になったカードです。透明部分を活かしたデザイン次第では、おしゃれでユニークなカードを作ることが可能です。裏刷りすることで、よりツヤのある仕上がりになります。

素材の色クリア(透明)
厚み0.25mm
利用シーンおしゃれな会員証やメンバーズカード、トレーディングカードなど、少しこだわりが欲しいシーンで人気です。

磁気PET(ペット)カード

全面磁気PET(ペット)カード

シルバー調の裏面に、磁気が全体的に塗工されたPETカードです。回数券や利用券など、あらかじめ金額を入金して購入するプリペイドカードで多く利用されています。全面磁気PETカードには、使用に応じて穴が開くパンチ穴タイプや、券面に情報が追加印字されるサーマル印字タイプがあります。カードに合わせた発行機が別途必要になります。

素材の色表面は白、裏面はグレー調のシルバーが基本。一部、裏面が白で加工されたものもあります。
厚み0.25mm または 0.188mm
利用シーンテレホンカードやクオカード、コインランドリーやバッティングセンターなどの回数券といった各種プリペイドカードに多く、一部の会員証やメンバーズカードでも利用されています。
製作事例コインランドリーの利用で使うオリジナルプリペイドカード

 

②PET(ペット)リライトカード

【1.ロイコタイプ

表面に印字された情報を書き換えることができるタイプのカードです。裏面は、全面磁気PETカードと同様に磁気が塗工されています。発行日や有効期限、所有ポイントなど用途に合わせてレイアウトが可能です。文字は黒色または青色になります。(※情報の書き換えには専用の機械が必要になります。)

素材の色表面は白、裏面はグレー調のシルバーが基本。一部、裏面が白で加工されたものもあります。
厚み0.25mm または 0.188mm
利用シーン量販店や小売店、美容室の会員証やメンバーズカード、ガソリンスタンドのポイントカード、クリニックの診察券で比較的多く利用されています。

 

【2.白濁タイプ

シルバーの表面に白色の文字で印字されるリライトカードです。文字の色が白であることから、白濁(はくだく)タイプと呼ばれています。文字は白色のみとなります。ロイコタイプと同様、所有ポイントなど文字情報の書き換えが可能です。(※情報の書き換えには専用の機械が必要になります。)

素材の色表面が光沢のあるシルバー、裏面がグレー調のシルバーが基本。一部、裏面が白で加工されたものもあります。
厚み0.25mm または 0.188mm
利用シーン量販店や小売店、美容室の会員証やメンバーズカード、ガソリンスタンドのポイントカード、クリニックの診察券で比較的多く利用されています。

対応しているオプション加工は?

PETカードで可能な、プラスチックカード作成で人気のオプション加工をまとめてみました。

PETカード再生PETカード透明PETカード磁気PETカード
シルクパネル(注1)×
印字(注2)×
エンボス××××
箔押し××××
昇華転写再転写××××

(注1:素材自体に筆記特性があるため、シルクパネル加工しなくてもボールペンでの筆記が可能です。)
(注2:デザインによっては印字不可の場合があります。)

気になる納期や費用感は?

人気のPVCカードと比べ、作成にかかる時間や費用はどうなのでしょうか。

まず納期について、PVCカードと大きく異なる点は、製造工程でラミネート加工が無いことです。そのため、PVCカードでは最短で約2週間かかるところ、PETカードでは約1.5週間で作成が可能です。

つぎに費用感ですが、PVCカードと比べて安価に作成が可能です。
そのおもな理由は、

・素材自体の材料費がPVCカードと比べて安い
・ラミネート加工が無い分、PVCカードと比べて製造工程が少ない

これらのことから、PVCカードと比べてもコストを抑えることが可能です。

ただし、磁気PETカードについては素材自体の価格が高めであること、発行機などが別途必要になることなど、特殊なカードであることから、一概にPVCカードや他のPETカードとの比較が難しいので注意が必要です。

あまり納期がない、大量に作りたいので少しでもコストを抑えたい、といった方にはPETカードはおすすめです。

デメリットは無いの?

納期が早く、費用も安い、良いこと尽くめのようなPETカードですが、デメリットは無いのでしょうか。PVCカードと比べた際に、注意したいポイントを解説します。

①ラミネート加工が無いので、耐久性が劣る

製造工程においてPVCカードと大きく異なる点は、ラミネート加工が無いことです。

ラミネート加工はツヤを出すことで見た目の質感を高めることもありますが、一番の目的は印刷の保護になります。印刷面の上からラミネートをすることで、印刷の擦れを抑えることができ、長く使用することが可能です。

一方、PETカードはラミネート加工が無いため、印刷面がむき出しになっています。使用頻度や保管方法によってはPVCカードと比べ、印刷の剥がれなどが起こりやすくなりますので、注意が必要です。

②オプション加工が限られる

先ほど、対応しているおもなオプション加工を紹介しましたが、PVCカードと比べると制限が多くなります。

そもそもプラスチックカードはJIS規格で定められた規格品ですが、規格で定められた厚みが0.76mmになります。従って、オプション加工をおこなう多くの機械や設備は0.76mm厚をベースに設計されているため、厚みの薄いPETカードでは対応できないケースが多くなってしまいます。

必要なオプション加工に応じて、検討する必要があります。

白無地カードはオンラインショップで購入可能

PETカードと再生PETカードの白無地カードは、カーディナルの公式オンラインショップで販売しています。10枚入り、20枚入り、50枚入り、100枚入りの4タイプを販売していますので、ぜひご利用ください。ある程度まとまった数量やその他の白無地PETカードをご希望の方はお問い合わせください。

公式オンラインショップはこちら

最後に

いかがでしたでしょうか。
作成にかかる時間や費用が少なく、また、その薄さから携帯性も良いことで人気のPETカード。実に様々な種類があることがおわかりいただけたと思います。用途や予算など、条件に応じたPETカードを選択されるとよいでしょう。どのカードがよいのか迷った場合はカーディナルへお気軽にご相談ください。条件や希望を伺った上で、最適なカードをご提案させていただきます。

カーディナルとは? 選ばれる3つの理由

カード作成のお困りごとを解決するWebメディア「Card Market」を運営するカーディナルは、
50年以上にわたり30億枚以上のプラスチックカードを製作している
プラスチックカード専門メーカーのパイオニアです。