
【プラスチックカード作成・事例】タクト様 クレドカード
- 2025.08.06

事例紹介
全社で取り組む「変革プロジェクト」から生まれたクレドカード
Web制作会社の株式会社タクト様では、社員一人ひとりの行動や価値観を明文化し、社内で共有する目的でクレドカードを制作されました。
クレドカードは従業員の行動指針を表す際に用いられ、従業員の具体的な行動にまで影響を与えるインナーブランディングツールです。クレドの作成方法としては、トップや経営層だけでなく、従業員の話し合いの基で作成されるのが特徴です。
タクト様では、全社員が参加する「変革プロジェクト」を立ち上げ、クレドの策定に取り組まれていました。
クレド策定の背景とプロセス
「AIなど技術が進化し続ける今の時代に、どのように社会に貢献していくか」
「チームとして目標を達成するために、必要な考え方や行動とは何か」
こうした問いをもとに、タクト様では「変革プロジェクト」で定期的な社内ワークショップを開催。
「変革プロジェクト」の初めの段階に全員で一つの大きな目的を設定しました。
目的達成に向けて必要な項目を挙げていく中で、「ルールを守る」「自分ごと化」といったキーワードが挙がり、自然と“価値観”や“マインド”を整理する必要性が高まっていきました。
クレドの必要性が社内で共有され、正式なプロジェクトとしてクレド策定が進められたのです。
制作にあたっては、約2か月間、毎週1時間ほどのミーティングを継続し、言葉を磨きあげたそうです。
制作のポイント
「携帯できる」「重厚感のある」カード設計
カーディナルでは、企業様のクレド策定・カード制作を数多くご支援しています。その中でよく聞かれる悩みが「クレドを社内にどう浸透させていくのか」です。例えば社内のイントラやポスターでの掲示や、小冊子での共有も考えられます。共有方法は様々ありますが、プラスチックカードでクレドを作成する利点として、社員証と一緒に持ち歩けたり、名刺と一緒に携帯できるなど“常に手元に置ける”という点でプラスチックカード型のクレドは非常に有効と考えています。
タクト様からのご要望も、社員が持ち歩いたり、デスク周りに飾る想定なので、重厚感が欲しいとのことでしたので、PVCカードの0.76㎜で作成をご提案いたしました。
デザインについて
今回のクレドカードのデザインは、弊社が用意している入稿テンプレートをご利用いただき、デザインをご入稿いただきました。
表面の「Think ACT」の文字にはタクト様の社名にちなんで、ロゴのカラーを4色当てています。
背景になじむようにデザインされた文字にきちんと色が入るかを心配されておりましたので、発色しやすいデジタル印刷方式を採用しています。
発色が弱くならないように印刷テストを行い、ご意図どおりの色味を再現するよう丁寧に仕上げました。



ご納品後タクト様では、リモート勤務の多い働き方に合わせて、出社用・在宅用・持ち歩き用としてクレドカードを3枚ずつ配布されているとのことでした。
こうした工夫により、どんな働き方でもクレドという価値観を近くに置いて仕事ができる環境が実現されています。
自ら決めたクレドには愛着を持ち、進んで実行したいという気持ちが表れるのだなと感じました。
さいごに
クレドカードの制作をご検討中の皆さまへ
クレドは「作って終わり」ではなく、いかに浸透させるかが鍵になります。
その第一歩として、持ち歩けるクレドカードは非常に効果的な手段です。
「まだクレドがないけれど、作ってみたい」
「すでにあるクレドをカード化して活用したい」
そんな企業・団体様からのご相談を、私たちカーディナルは数多く承っています。
クレドカード制作に関するご相談・テンプレートのご提供など、制作の初期段階からのご支援も可能です。
まずはお気軽にご相談ください。
カード仕様
素材 | PVC |
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厚さ/サイズ | 0.76mm/JISサイズ |
制作部数 | 100枚 |
制作期間 | 約1週間 |

株式会社タクト (https://tactweb.co.jp/)
WEB制作会社