
【プラスチックカード作成・事例】Rainbow Voice 株式会社様 失語症の方のためのサンクスカード製作
- 2025.10.16

- コミュニティ
- サポート
その他(失語症の方のためのサンクスカード)
穴あけ加工(3㎜×15㎜)
Rainbow Voice様
Rainbow Voice様より失語症の方のためのサンクスカード製作をご依頼いただきました。
Rainbow Voice様は、マイケル・ジャクソンのボイストレーナーから受け継がれたハリウッド直伝のボイストレーニングをはじめ、生演奏派遣やパフォーマンス・コーチングなど、「声」を軸とした多彩なサポートを展開されています。
経営理念は、「声」「人」「架け橋」の三つのパートで構成されており、一人ひとりの個性(=カラー)を引き出し、それぞれのフィールドでのパフォーマンス向上を支援されています。「声をつくらず、自信をつくる」をコンセプトに掲げ、誰もが自分らしい“聞き惚れボイス®”で輝けるよう、日々真摯にトレーニングを行っているのが特徴です。
この想いは、失語症の方々に向けたコミュニティ「ハミングカフェ」の運営にも息づいています。歌やボイトレによる声のトレーニングに加え、就労支援や社会との橋渡しも精力的に行われており、その取り組みの一環として今回ご依頼いただいたのが「サンクスカード」です。
サンクスカードは、失語症の方々が日常生活の中で「ありがとう」や「すみません」といった思いを自然に伝えられるよう、言葉とイラストでやさしく表現したコミュニケーションサポートツールです。
・電車で席を譲ってもらったとき、すぐに「ありがとう」の言葉が出てこない。
・人とぶつかってしまったとき、すぐに「すみません」の言葉が出てこない。
そのもどかしさを解消し、本人の思いをスムーズに届けられるようにと考えられたのが、このカードです。言葉だけに頼らず、気持ちを伝える手段としてご活用いただいています。
さらに2025年には、ハミングカフェから失語症の方々によるCDデビューも予定されており、「声」を通じて人と人、そして社会をつなぐ活動がますます広がっています。
制作のポイント
今回のカードは表裏に「ありがとう」「すみません」を印刷し、首から下げて常に携帯できるよう穴あけ加工を施しました。
プラスチック製とすることで、カード自体に直接穴を開けてストラップを取り付けられる仕様とし、専用ケースがなくてもそのまま持ち歩ける点が特長です。外出先でも気軽に取り出して使えるようにとの配慮が込められており、失語症の方々が少しでも安心して社会と関わることができるよう工夫されています。
お客様からの評価
「初めてのカード作りにおいて、丁寧にご対応くださり、安心してお願いすることができました。」
という嬉しいご感想をいただきました。
プラスチックカードの製作は、多くのお客様にとって初めての経験です。そのため「何をどう依頼すればいいのか」「どの段階で相談すればいいのか」と悩まれるケースも少なくありません。
カーディナルでは、まだ形になっていないアイデアからのご相談も大歓迎です。「まだ決まっていないけど大丈夫かな?」という段階でも、ぜひお気軽にお問い合わせください。
実際に今回のサンクスカードも、お客様のアイデアから生まれた製品であり、私たち自身にとっても「こんな使い方があるのか!」と新たな発見をいただける、大変意義深いご依頼でした。プラスチックカードの新しい可能性をあらためて実感しています。
会員証や診察券にとどまらないオリジナルカードの製作も、ぜひカーディナルにお任せください。
カード仕様
材質 | 塩ビ |
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厚さ/サイズ | 0.76mm/JISサイズ |
オプション・加工 | 穴あけ加工(3㎜×15㎜) |
制作部数 | 100枚 |
納期 | 約3週間 |

Rainbow Voice 株式会社 (https://kanemaruasuka.com/)
ボイストレーニング/生演奏派遣
ハリウッド直伝のボイストレーニングで人と社会をつなぐRainbow Voice株式会社。独自メソッド「ブランドボイス」で個性を引き出し、自信と輝きを育みます。失語症の方の歌の場「ハミングカフェ」やサンクスカードを通して、声で社会を照らします。