【お客様事例】小型レーシングカーの学生コンテスト「学生フォーミュラ」イベントパス
- 2024.11.06
- 競技会
小型レーシングカーの学生コンテスト「学生フォーミュラ」イベントパス
イベント・スタッフパス|ベルト穴あけ(3㎜×15㎜)
公益社団法人 自動車技術会様
事例紹介
未来の自動車技術を担う人材育成レース大会「学生フォーミュラ」
学生フォーミュラは、大学生や高専生がチームを組み、フォーミュラスタイルの小型レーシングカーを自ら設計・製作し、その性能を競うレース大会です。
この取り組みは、単なるレース大会ではなく、ものづくりの総合力を競い合うことで、自動車技術と産業の発展に貢献できる人材の育成を目指しています。
学生フォーミュラは、1981年にアメリカで始まりました。日本では、2003年に全日本学生フォーミュラ大会が開催され、2019年からは「学生フォーミュラ日本大会」と改名されました。
大会では、車両の走行性能だけでなく、マーケティング戦略、車両の企画・設計・製作プロセス、コスト管理と予算計画、さらには安全対策と危機管理能力など、幅広い要素が評価されます。また、大会運営側は参加者の安全確保に万全を期すとともに、適切な免責事項を定めています。学生たちにとっても、ものづくりの楽しさと難しさを実体験し、チームワークとリーダーシップスキルを磨き、実践的な問題解決能力を養う貴重な機会となっています。
さらに、この経験は学生の成長を促すだけでなく、就職活動においても高く評価される傾向があり、多くの企業が学生フォーミュラ参加者の実践的なスキルと熱意を高く評価しています。
学生フォーミュラは、参加学生にとって単なる競技大会以上の意味を持ち、工学的知識だけでなく、プロジェクト管理、チームワーク、コスト管理など、実社会で求められる幅広いスキルを身につける機会を提供し、次世代の自動車産業を担う優秀なエンジニアの育成に大きく貢献しています。
製作のポイント
学生フォーミュラは、学生が作った小型レーシングカーが競うイベントです。この大会では、レースが行われるエリアと、企業が最新の技術や製品を紹介するブースエリアに分かれています。これらのエリアへの入場を管理し、来場者を区別するために、入場証を導入しており、その製作をご相談いただきました。
従来は紙の証書でしたが、今回から耐久性のあるカード型に変更しました。これにより、参加者や企業の皆様は、大会の記念として、このカードを持ち帰ることができます。また、デザインも工夫し、大会の雰囲気をより一層楽しめるようにしました。
裏面にはイベントの注意事項と、イベントのホームページのQRコードを印字しました。イベントパス一枚でより多くのイベント情報を取得してもらえるようにしています。
イベント・スタッフパスの制作の依頼はコロナ禍を経て、急速に需要が回復しています。カーディナルへの相談件数も年々増えて来ており、多様なイベント・スタッフパスを製作させていただいております。
カード仕様
素材 | PVC |
---|---|
厚さ/サイズ | 0.76mm/サイズ |
加工 | ベルト穴あけ(3㎜×15㎜) |
制作部数 | 600枚×2種 計1,200枚 |
制作期間 | 約3週間 |
自動車技術会 (https://www.jsae.or.jp/formula/)
公益社団法人
1. 調査及び研究
2. 研究発表会および学術講演会等の開催
3. 次世代の技術者育成のための活動
1947年(昭和22年)に設立され、自動車に係わる研究者、技術者、及び学生の会員約47,000名、企業会員約700社から構成される工学系ではわが国最大の学術団体です。設立当初より“学術文化の振興及び産業経済の発展並びに国民生活の向上に寄与すること”を目的として、研究成果を発表する講演会の開催、課題や将来技術の調査研究、次世代技術者の育成、出版物の刊行、優れた研究業績の表彰・奨励、自動車関連規格の制定、関連機関・団体との連携・交流を推進しています。