プラスチックカードの用途とトレンド傾向
- 2022.05.09
私たちは生活のさまざまな場面でプラスチックカードを使用しています。
電車やバスに乗るICカード、銀行のキャッシュカードやクレジットカード、医療や病院では診察券や健康保険証、小売店などのポイントカードや会員証、会社や学校においては社員証や学生証など、スマートフォンの普及によりポイントカードやショップカードはかなり数を減らしましたが、生活に必要なあらゆるシーンにおいて、携帯性に優れ、誰にでも簡単に扱えるカードは、欠かせないツールとして日々たくさんの人に利用され日常を支えています。
カードのおもな利用シーン
プラスチックカードのトレンド傾向
加速するデジタル化にリアルな「モノ」としての価値が高まる
プラスチックカードの新しい使い方の傾向として、動画などの有料配信やサブスクリプションサービスやネットショッピングなどが利用できる金券としてのカード、結婚式などのカタログギフトシーンにおいては冊子に変わってカード化されるケースが目立ってきています。
これらは各種サイトにアクセスし、カード裏面に印字されたシリアルコードを入力することでサービスや商品が購入できる仕組みです。
以前から使われている手法ではありますが、社会のデジタル化が加速し、スマートフォン1台で合理的にサービスを受けられる一方で、購入する喜びや実感に乏しく、物足りなさや味気なさを感じることも少なくありません。そこにプラスチックカードというリアルな「モノ」が介在することで、デジタルコンテンツやWebギフト利用者の満足度を高め、リピートを促すツールとしての効果が注目されています。
イベントチケットとしての付加価値
その他にも増えてきているのがイベントチケットとしての利用です。ハガキサイズほどの首からぶら下げて使うスタッフパスやライブやコンサート、スポーツイベントなどの紙チケットとは別に、プラスチックカードのIDパスのようなものです。
最近では従来の紙チケットに加えて、プラスチックで作られた数量限定のプレミアムチケット販売をするイベントも目立つようになってきました。
耐久性に優れたプラスチックカードの場合、チケットが利用後に記念品やファンアイテムになるというのも特筆すべきポイントだと思います。
参考:紙からプラスチックへ。開催後も大切にしたくなるイベントチケット
まとめ
プラスチックカードは、生活に欠かせない場面において、機能的で便利なツールとしての存在感を高める一方で、デジタル化が加速する社会の中では、機能性だけではなく所有欲や収集など、心を満たすアイテムとして注目が集まることが予想されます。プラスチックカードの使い方はカタチを変え二極化していくのかもしれません。
カーディナルではカードサイズだけでなく、チケットサイズやハガキサイズのものなど、あらゆるサイズのプラスチックカードが作製可能です。プラスチックカードの新しい使い方へのご提案も可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。