テレカ販売終了!オリジナルのプリペイドカードにお薦めなのはQUO・図書どっち?
- 2022.12.26
2021年秋にNTTより無地のテレホンカードであるホワイトカードの販売終了が発表されました。ホワイトカードの在庫切れによりカーディナルでも2022年2月末をもってオリジナルテレホンカードの製作を終了しました。
かつては企業の記念品、ノベルティ、雑誌の景品、タレントグッズ、観光土産と、様々なテレホンカードが溢れていた時代がありましたが、携帯電話の普及とともに公衆電話はその数を減らしテレホンカードの需要も激減しました。テレホンカードは引き続きNTTより販売されますが、簡素なデザインの既製品のみとなります。
カーディナルでは終了寸前まで「オリジナルのテレホンカードを作りたい」というご要望を多くいただいていました。残念に思われる方も多いと思います。
そこで今回は、テレホンカードに変わる選択肢として、オリジナルデザインのプリペイドカードを作るなら、クオカードと図書カード、どちらが適しているのか、テレホンカードと比較をしながら検討していきたいと思います。
まずはテレホンカードの特長を整理
テレホンカードの大きな特徴は「金券なのにすぐに消費されない(できない)」ことです。皮肉にも金券としての利用機会が少ないからこそ、使われないまま長く手元に残り、記念品や贈答品、企業のプロモーション、営業ツールとして重宝されていたと言えます。それでいて、携帯電話の紛失や充電切れなど、いざとなったら電話を掛けられる安心感があるからこそ「常に持ち歩こう」という気持ちにさせます。
コスト: | 費用面においては、額面以下の金額(50度数のホワイトカードが500円以下)で販売されていたこともあり印刷料金を加えても、クオカード、図書カードと比べて1枚当たりの製造コストが最も安価 |
活用 シーン: | 「手元に長く留まる」ことを利用して、BtoB商材の営業・販促ツールや、記念品、贈答品、思い出を形に残すなど |
券種: | 50度数(500円)、105度数(1,000円) |
ギフトカードの定番!もらって嬉しいクオカード
コンビニやドラッグストア、レストラン・カフェ、本だって購入できます。とにかく利用しやすいカードで、老若男女誰に贈っても喜ばれるアイテムです。一方で、利便性の高さ故にコンビニなどでの買い物で簡単に使い切ってしまいます。記念品や贈答品、ノベルティが簡単に「残額ゼロの金券」になり、捨てられてしまう可能性だってあることも意識しておいた方がよいでしょう。
コスト: | ホワイトカードの価格が他のプリペイドカードと比べ相対的に高いため、この3種類の中では最もコストが高いと言えます。 |
活用 シーン: | クオカードはギフトカードとしては使い勝手がよく人気が非常に高いため、盛り上げたい応募キャンペーンなどの懸賞の景品として、株主優待、ホールイワン記念などの「贈ることに意義がある」シーンなどに最適です。 |
券種: | 300円券、500円券、700円券、1,000円券、2,000円券、3,000円券、5,000円券、10,000円券 |
図書カードNEXT
では図書カードNEXTはどうでしょうか。日本全国にある取り扱い書店で使うことができ、本に限らず、書店にある文房具や小物類も購入できます。利便性がありながら「書店しばり」があることで、クオカードほど消費が早いイメージはありません。
また図書カードNEXTだけの美点としては、「穴が開かない」ことです。
テレホンカードとクオカードは残額の表示位置にパンチ穴が開きます。
その点、図書カードNEXTは金額を使い切ったとしても外観には変化がないため、利用後のコレクションや保管用としても適しています。
コスト: | テレホンカードと比べると割高になりますが、それでもクオカードよりはやや安価な価格設定になっています。 |
活用 シーン: | 参考書や図鑑、ノートや文房具など学業に必要なもの使えるため、今も昔も図書カードは入学祝い、進学祝い、卒業祝いなどのギフトカードや記念品として人気が高いカードです。ただ書店で扱う商品の幅は広がっていますので、実際には様々な商品を購入することができます。 |
券種: | 500円券、1,000円券、2,000円券、3,000円券、 5,000円券 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。テレホンカードの「もしもの時のために持っていると安心」という、お守りのような存在は、他のプリペイドカードでは代えがたい特徴と言えますが、それぞれの特徴を紐解いていくと、クオカード、図書カードNEXT、それぞれに一長一短があり、目的に応じて使い分けることで、ご希望に沿ったオリジナルデザインのプリペイドカードを作ることができます。
カーディナルでは、長年にわたり多くのオリジナルデザインのプリペイドカードを作製してきました。活用アイデアをはじめ、納期、デザインなど、どのようなことでも気軽にご相談ください。