【2024年度版】イベント・スタッフパスのトレンド
- 2024.11.28
はじめに:イベント・スタッフパスの役割と進化
イベント・スタッフパスは、単なる入場券を超え、イベントの顔として、参加者の体験を豊かにする重要なツールとなっています。近年では、イベントの多様化に伴い、その役割もますます広がっています。デジタル化が進む中、物理的なパスが持つアナログな温もりや、イベントへの特別感を演出するアイテムとしての価値が見直されています。特に、耐久性に優れたプラスチックカードは、多くのイベントで拡がりをみせています。
2. デザイントレンド
2-1. ミニマルデザインの進化
シンプルで洗練されたミニマルデザインが主流となり、イベントのテーマやブランドイメージを際立たせる効果的なツールとして活用されています。ロゴやイラストを効果的に配置し、視覚的な訴求力を高めることで、参加者の記憶に残るようなデザインが求められています。
2-2. 環境への配慮がデザインにも
環境配慮の観点から、リサイクル素材の使用が注目されています。プラスチックカードではリサイクルPVCが登場、廃棄される素材を再利用することで、環境負荷を軽減しつつ高い耐久性を実現できます。これにより、従来人気の紙素材に比べて、長期間使用できるパスの製作が可能です。また、シンプルで無駄のないデザインにすることで、環境負荷の低減に貢献する動きも広がっています。
2-3. インタラクティブなデザインの発展
AR(拡張現実)やVR(仮想現実)を活用し、スマートフォンをかざすことで動画や3Dモデルが表示されるなど、インタラクティブで革新的な要素を取り入れることで、参加者の体験をより豊かにする試みが進んでいます。
2-4. 個性的なデザインで話題性を
イベントのコンセプトを表現したオリジナルデザインを作成し、SNSでの拡散を狙うなど、印象的で個性的なデザインで、人々の注目を集めるケースが増えています。
3. サイズのトレンド
3-1. カードサイズの多様化
従来のクレジットカードサイズに加え、パスポートサイズやハガキ大サイズなど、イベントの規模や目的に合わせて最適なサイズが選ばれています。形状も多様化し、正方形や長方形だけでなく、丸型など様々な形を取り入れることで、イベントの個性を際立たせることができます。
3-2. コンパクト化
スマートフォンとの連携など、デジタルツールとの融合も進む中、イベントパスもコンパクト化が進んでいます。ポケットや財布にすっぽり収まるサイズ感や、キーホルダー型など、持ち運びやすさを重視したデザインも人気です。
4. 素材のトレンド
4-1. 環境に優しい素材の登場
従来のプラスチック素材に加え、以下のような環境に優しい素材が注目されています。
■リサイクルPVC
耐久性が高く、環境に配慮したプラスチック素材として注目されています。従来廃棄される部分を再利用することで、新しい資源の使用を抑え、イベント終了後も記念品として長く保管することもできます。
■再生PET
使用済みペットボトルから作られたリサイクル素材です。薄くてしっかりとした質感を持ちながら、リサイクルによって環境負荷を軽減することができます。
■木材の使用
自然素材の温かみがあり、木の質感と香り、ナチュラルな見た目が特徴的で、イベントやブランドの個性をより強調することができます。石灰石を原料としたストーンペーパーと貼り合わせることで、カード化を実現します。
4-2. 素材のメリット・デメリット
素材 | メリット | デメリット | おすすめの用途 |
---|---|---|---|
リサイクルPVC | 高品質、耐久性がある、防水性がある | ややコストが高い | 会員カード、社員証、学生証、資格証 |
再生PET | 薄い、コストが安い | 耐久性がやや低い、防水性がやや低い | 診察券、ポイントカード |
木材 | 自然素材を多く使用 | 防水性が低い、耐久性が低い、高コスト | 名刺、ショップカード |
カーディナルでよくご相談をいただくイベント・スタッフパスの利用シーン
- 展示会
- スポーツイベント
- 企業イベント
- 音楽フェス
- カンファレンス
5. まとめ:今後の展望
イベント・スタッフパスは、単なる入場券を超え、参加者の体験を豊かにする重要なツールとして、ますますその役割を拡大していくでしょう。今後、さらなる多機能化、サステナビリティへの取り組み、そしてパーソナライゼーションの強化が進むことが予想されます。質の高いイベントの一助としてイベント・スタッフパスの製作にも力を入れてみるのも良いのではないでしょうか。ご相談はぜひカーディナルまでお気軽にお寄せください。