スキミング防止カードとは?仕組み・効果からオリジナル製作まで徹底解説
- 2026.04.21

キャッシュレス決済やICカードが生活に浸透するにつれ、利便性が高まる一方でスキミング犯罪のリスクも増しています。スキミングとは、専用機器を使ってカード情報を不正に読み取る犯罪であり、特にRFID(近距離無線通信)を搭載したカードが標的になりやすい手口です。
この記事では、プラスチックカードの製造・販売を行うカーディナル株式会社が、スキミング防止カードの仕組みと効果を解説します。「自分や家族のカードを守りたい」という個人の方から、「ノベルティや記念品にスキミング防止機能を持たせたい」という企業・法人のご担当者まで、それぞれに必要な情報をまとめました。
目次

※「当社の個人情報保護方針および個人情報の取扱いについて」をご確認の上、お進みください。
スキミングとは?犯罪の仕組みとリスク
スキミングとは何か?
スキミングとは、カードリーダーやスキャナーなどの装置を用いて、カード情報を無断で読み取る犯罪行為を指します。
スキミングの種類
● 接触型スキミング
ATMや店舗のカードリーダーに偽の装置(スキマー)を設置し、クレジットカードやキャッシュカードの磁気ストライプから情報を盗み取る手口です。小型カメラで暗証番号を同時に盗むケースもあります。
● 非接触型スキミング
非接触型ICカードに直接触れることなく、電波を使ってカード情報を読み取る手口です。カード本体は手元に残るため、被害に気づくのが遅れやすい点が特徴です。
被害に遭いやすいカードの種類
特にタッチ決済に対応したクレジットカードは、ショッピングやキャッシングでの不正利用が起きやすいとされています。デビットカードは口座から即時引き落とされるため被害が直接的であり、交通系ICカードは移動履歴そのものが盗まれるリスクを持ちます。電子マネー対応カードも日常利用の頻度が高いぶん、標的になりやすい傾向があります。
どのカードも一見安全に見えますが、スキミングに対しては適切な対策なしに安心することはできません。
スキミングが発生しやすい場所
非接触型スキミングは、人が密集している場所で発生しやすいとされています。犯罪者は専用リーダーを鞄やポケットに隠し、ターゲットに近づくだけで情報を盗み取ることができます。空港や駅は旅行者が多くカード利用が頻繁なため標的になりやすく、繁華街や商業施設、イベント会場、電車やバスの車内でも注意が必要です。犯罪者はターゲットと接触する必要がないため、すれ違いざまに被害が発生することもあります。
スキミング被害の主なリスク
盗まれたカード情報が悪用されると、高額商品の不正購入やオンラインショッピングでの無断利用が起きます。デビットカードやキャッシュカードの場合は銀行口座の資金が直接狙われることになります。また、交通系ICカードの利用履歴が盗まれることで移動経路や行動パターンを把握され、さらなる犯罪につながるリスクもあります。盗まれた情報をもとに偽造カードが作られ、信用情報への影響が生じる二次被害のケースも報告されています。
スキミングを防ぐための基本的な対策
スキミング犯罪は完全にゼロにはできませんが、日常的な習慣と適切なツールを組み合わせることで、リスクを大きく下げることができます。
✔ カードを不用意に渡さない
レストランや店舗での支払いは、可能な限りセルフ決済を選ぶようにしましょう。不特定多数がカードに触れる状況を避けることが、接触型スキミングへの基本的な予防策になります。
✔ 人混みではカードをしっかりしまう
空港やイベント会場など人が密集する場所では、カードをポケットや手に持ち歩くのではなく、バッグや内ポケットに収めておくことを習慣にしてください。
✔ 利用履歴をこまめに確認する
クレジットカードや電子マネーの利用履歴を定期的にチェックし、身に覚えのない取引があれば速やかにカード会社へ連絡することが重要です。被害の早期発見が二次被害の防止につながります。
スキミング防止カードの技術的な仕組み
スキミング防止カードとは、財布やカードフォルダーに重ねて入れるだけで、周囲のICカード・クレジットカードをスキミング装置から保護するプラスチックカードです。通常のクレジットカードと同じカードサイズで作られているため、財布に違和感なく収まります。
電磁波遮断技術
カード内部には特殊な金属フィルムや電磁波を遮断する素材が封入されています。この素材がスキミング装置の発する電波を吸収・反射することで、カード情報が読み取られるのを防ぎます。
RFIDブロッキング
スキミング防止カードは特定の周波数帯(13.56MHzなど)を遮断します。クレジットカードやICカードだけでなく、ICパスポートの情報を守ることにも活用されています。
複数層構造
外側は耐久性の高いPET-Gプラスチック、中層にスキミング防止シートを封入した多層構造になっています。薄型(0.45mm)でありながら高い防護性能を実現しているのはこの構造によるものです。
注意事項: スキミング防止カードと交通系ICカードを重ねたまま自動改札機やICリーダーにかざすと、電波が遮断されて読み取りができない状態になります。交通系ICカードを使う際は分けて取り出してご使用ください。
スキミング防止カードの素材・仕様の詳細は、カードの種類(スキミング防止カード)でも確認できます。

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ノベルティ・プロモーションツールとしての活用
スキミング防止カードは個人の防犯ツールとしてだけでなく、企業が顧客や取引先に配布するノベルティとして採用されるケースが増えています。金融機関・保険会社・旅行会社・医療機関など、信頼性が重視される業種からのご依頼をいただくことがあります。
ノベルティに選ばれる理由
● 日常的に使われ続ける実用性
スキミング防止カードは財布に入れて長期間使用するアイテムです。使い捨てのノベルティとは異なり、カードに印刷されたロゴや企業名が日常的に目に触れ続けます。
● 年齢・性別を問わない汎用性
ICカードやクレジットカードを使う層は幅広く、特定の顧客層に絞ることなく配布できます。
● 「安全・安心」を体現するブランドメッセージ
スキミング防止という機能は、セキュリティ意識の高い企業としてのイメージと自然に結びつきます。配布することで企業としての誠実さや顧客への配慮を表現できます。
● デザインの自由度
企業ロゴ・コーポレートカラー・キャッチコピーをカード全面に印刷して製作できます。通常のクレジットカードと同じサイズで仕上がるため、既存のカードホルダーやパスケースにそのままフィットします。
活用事例
展示会・見本市でのノベルティ配布では、来場者へのプレゼントとして高い評価を得ています。企業ロゴや製品名を入れることで、継続的なブランド露出ツールとして機能します。旅行代理店や航空会社が海外旅行者向けに配布する事例もあり、旅行中の安心感を提供することで顧客満足度の向上にもつながっています。カードマーケットでは、ICパスポートを保護したいというご要望には、パスポート大サイズでの製作に対応しています。企業の周年記念品や創業記念品として特別デザインで製作されるケースもあります。
カーディナルのスキミング防止カード

カーディナル株式会社は、プラスチックカードの専門メーカーとして会員証・診察券・社員証・イベントパスなどの製造を手がけています。スキミング防止カードも自社で設計・製造しており、個人向けの既製品から、法人向けのオリジナルデザイン製作まで対応しています。
個人でご使用になる方へ:オンラインショップの既製品
表面は無地、裏面に注意事項を印刷済みのスタンダードなスキミング防止カードを、公式オンラインショップで販売しています。届いたらすぐに財布に入れて使い始めることができます。
▶ 公式オンラインショップでスキミング防止カードを確認する
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法人・企業のご担当者へ:オリジナルデザインで製作
企業ロゴ・コーポレートカラーを印刷したノベルティの製作、または社員証や会員証にスキミング防止機能を組み込みたい場合は、カードマーケット(cardmarket.jp)からお気軽にご相談ください。用途・配布対象・希望仕様に合わせてご提案します。
▶ オリジナル製作のお問い合わせはこちら(cardmarket.jp)
製品仕様
| 材質 |
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|---|---|
| 標準サイズ |
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| パスポート対応サイズ |
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| その他のサイズ |
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| 厚み |
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| 印刷方式 |
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| オプション加工 |
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| 注意事項 |
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| 免責事項 |
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FAQ:よくある質問
- Q. スキミング防止カードは本当に効果がありますか?
- A. RFIDブロッキング技術を用いており、スキミング装置が発する特定周波数の電波を遮断することで、カード情報の不正読み取りを防ぐ仕組みです。ただし、100%の防止を保証するものではなく、カードの紛失・盗難時には効果がありません。日常的な管理習慣と組み合わせてご使用ください。
- Q. 交通系ICカードと一緒に使うと不便になりませんか?
- A. スキミング防止カードと交通系ICカードを重ねたまま改札機やICリーダーにかざすと、電波が遮断されて読み取りができなくなります。交通系ICカードを使う際は分けて取り出す必要があるため、ICカード専用のスペースと分けて収納されることをおすすめします。
- Q. 既製品(公式オンラインショップ)とオリジナル製作の違いを教えてください。
- A. オンラインショップの既製品は表面無地・裏面注意事項印刷済みで、個人がすぐに使い始めるのに適しています。オリジナル製作では企業ロゴやデザインをカード全面に自由に印刷でき、ノベルティ配布や業務用途に対応しています。
- Q. オリジナル製作の最低ロットはどのくらいですか?
- A. ご希望の仕様・デザイン・加工内容によって異なります。まずサンプルでカードの質感を確認してからご検討いただくことも可能ですので、カードマーケットのお問い合わせフォームよりご相談ください。
- Q. カードサイズ以外でも作れますか?
- A. パスポート大サイズ(83.5mm×122mm)をはじめ、任意のサイズで製作できます。ICパスポートの保護用途や特殊な用途向けにも対応しています。

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まとめ
スキミング防止カードは、プラスチックカードの内部に電磁波遮断層を設けることで、財布やカードフォルダーに重ねるだけでRFIDスキミングへの対策ができるアイテムです。個人の防犯ツールとして手軽に使えることはもちろん、企業のノベルティや記念品としても実用性とブランドイメージの向上を両立できることから、幅広い業種・用途でご活用いただいています。
カーディナルはプラスチックカードの専門メーカーとしてスキミング防止カードを自社製造しています。個人でのご使用には公式オンラインショップの既製品を、ロゴ入りのノベルティ製作や業務用途でのオリジナル製作はカードマーケット(cardmarket.jp)よりお気軽にお問い合わせください。
スキミング防止カードの製作はカードマーケット(カーディナル株式会社)へご相談ください
スキミング防止カードのオリジナル製作・ノベルティ製作をご検討中のご担当者の方は、ぜひカードマーケットへご相談ください。
カーディナル株式会社は、創業50年以上・国内自社工場を持つプラスチックカード製造の専門メーカーです。長年の経験と技術の積み重ねを背景に、取引社数6,000社以上の実績を持ち、会員証・診察券・社員証・イベントパスなど、あらゆる用途のカードに対応しています。「どんな仕様にすればいいかわからない」「スキミング防止機能を追加したカードを作りたい」といったご要望にも、専門スタッフが丁寧にご提案いたします。品質管理体制や製造工程については、こちらのページで詳しくご紹介しています。







