昇華転写加工(ダイレクト印刷方式)(しょうかてんしゃかこう)
昇華型のインクリボンに熱を加えることでインクが気化し、気化したインクがプラスチックカードの表面に直接定着する印刷方法です。プラスチックカードでは主にIDカードや身分証など、顔写真を入れる加工を昇華転写で行うことが一般的です。昇華転写が可能な素材はPVC 0.76mm厚のみとなります。また、インクヘッドを直接表面に触れるため、カードの端にインクがのらない、あるいはICカードのように表面に段差があるようなカードには不向きな加工になります。